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お灸で良いタンパク質をつくる

" 鍼灸 "

2016年5月30日

こんにちは。西村です。

お灸はなぜ効くのか?その1つを今日は紹介したいと思います。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは

病気やストレスにて傷ついたタンパク質を修復させるためのタンパク質で、身体に熱によるストレスを与えることで作られます。

 

最近、料理番組等でよく言われている、しなびた野菜を50℃のお湯につけると、みるみる野菜が元気になって保存性も高まり、食べた時もシャキシャキしてうま味も増すというのもヒートショックプロテインの効果と言われています。

 

このヒートショックプロテインのすごいところは、がん細胞もやっつけてしまう効果があるという研究結果があること。ヒートショックプロテインがガン細胞を見つけると、体当たりをしてがん細胞を小さくしてくれるそうです。

 

どうやってこのたんぱく質を増やすの?

簡単にできる方法として、少し熱めの40~42℃のお風呂に、10~20分位入るという入浴法があります。しかし、この方法は心臓疾患をもっている方や高齢の方、のぼせやすい方は注意が必要です。

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※いつもより熱い温度のお風呂に入ると身体への負担も増えるので、入浴後のふらつきや転倒には気をつけてくださいね!!

 

そこで、熱いお風呂が苦手という方にでもできるのがお灸です。鍼灸院にてすえてもらってもいいですし、自宅でセルフでお灸を楽しむこともできます。ツボがわからないという方は、鍼灸院に相談してみてください。身体の状態にあったツボを選んでくれます。

 

お灸で効果があるの!?

鍼灸院でもぐさを直接皮膚に置いてするお灸では、炎症で腫れた部位にすえることがあります。「炎症をおこしているのに冷やさずに熱を入れて大丈夫なの?」と思われるかもしれません。

 

もぐさを直接皮膚にすえることで炎症を抑える効果があります。この作用こそヒートショックプロテインが増えているためだと思われます。

いろんな種類の台座灸

お灸は煙や匂いが…と言われる方もいると思います。現在ではせんねん灸より「煙・匂いのないお灸」や香りのある線香をもぐさに加えた「アロマ灸」なども販売されています。
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また、肌が弱くて…って方には今までより温度の低めのお灸や和紙を使ってお肌への負担を軽くしてくれているもの出てきています。このような特殊なお灸は薬局には売っていない場合もあるので、ネット通販で検索してみてください。

 

めぐるのお灸教室

当院では6月よりお灸教室を開催します。6月が初めての開催ですので、今まで来院されたことのある方を中心に声をかけさせていただきましたが、一般の方も参加可能ですので、気になる方は当院のホームページかフェイスブックで日程等を確認してご連絡ください。

 

めぐるお灸ロゴ紺

 

(めぐるスタッフ:西村)

この記事を書いた人

鍼灸院めぐる(鍼灸師)

めぐるで整動鍼と出会い、鍼には大きな可能性があると感じています。初めての方でも安心して施術を受けられ、来院された方が笑顔になれる院にしていきたいです。

 

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