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ストレスが原因とされる疾患にも鍼灸を

" 鍼灸 "

2016年9月23日

こんにちは。スタッフの西村です。

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鍼灸院でみることの多い疾患を調べていると、原因の1つとしてストレスが関わっている疾患が非常に多いと感じました。

ストレスってなんだ?

ストレスと聞いて何を思い浮かべますか?

 

多くの人は、仕事、人間関係などマイナス面のことを考えると思います。しかし、ストレスはうれしい時や楽しい時にも身体は感じています。

 

ストレスとは刺激(変化)なのです。

 

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ストレスの原因は、

・環境的要因: 天候、寒暖、騒音など
・身体的要因: 病気、けが、睡眠不足など
・心理的要因: 不安、悩み、人間関係、家族・知人などの不幸など
・社会的要因: 学校、仕事、家庭など
・化学的要因: 食品添加物、お酒、たばこなど

日常生活をしていく上でのあらゆる変化が刺激となり、ストレスへと変わります。そのため、結婚、出産や旅行などの嬉しい・楽しいことでも生活が変化しているということなので、ストレスとして身体は感じています。

 

しかし、これら全てがストレスかというと、その人の性格や考え方によって変わってきます。同じ出来事でもストレスと感じる人、感じない人がいます。

 

ストレスで痛みが起こるしくみ

どのようにしてストレスで痛みがでるのか、腰痛を例にして考えてみます。

 

1. 仕事や人間関係などでストレスがたまる

2. ストレスを感じると血流が悪くなって、筋肉が硬くなり、腰が痛くなる

3. 痛みで活動力が低下する

4. 痛みを周りの人に理解してもらえない

5. さらにストレスがたまり、腰痛が悪化して慢性化する

 

 

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このようにストレスで筋肉がこって痛みを感じ、痛みで心配や不安がたまりストレスとなり、さらに痛みがふえるというようにストレスと痛みを繰り返すようになり、次第に悪化していきます。

 

これは腰痛に限ったことではありません。ストレスが原因の疾患にはほとんどにあてはまります。ストレスが原因とれる疾患は、胃潰瘍過敏性腸症候群自律神経失調症などがあります。

 

腰痛や顎関節症など、原因の分からない場合に、ストレスが原因では?と考えられている疾患も増加しています。

 

ストレスが原因の疾患には鍼灸を

ストレスが原因で病気になっている場合、病院で検査しても異常がないことが多いです。

しかし、椎間板ヘルニアでは、病院で診断されても痛みや痺れなどの症状のある人とない人がいます。

最近では、症状があるかないかの差はストレスなのではないかと言われるようになってきています。ストレスが原因の疾患でも鍼灸で動きやすさや軽さをだし、痛みを減らすことが可能です。

 

鍼灸は、ただコリを取るだけでなく、全身をみて施術をするため、全身のバランスを整え、ストレス性のものや内臓疾患にもアプローチすることができます。

過敏性腸症候群

例えば、過敏性腸症候群は緊張などのストレスが大きく関わっている疾患です。ストレスによって下痢や便秘などの症状に加え、お腹の張りや痛みなどを伴います。

 

過敏性腸症候群では、お腹の触診を行い、お腹全体の硬さや張りを減らすことで下痢や便秘の症状を軽減させることができます。

 

また、ストレス性のものや内臓疾患でも身体のどこかに強いコリや左右差がでていることも多く、それを整えることで症状が軽減されることもあります。

 

しかし、ストレスが継続的にかかっている状態では、施術後よくなってもまた徐々に痛みなどの症状がでてくることもあります。

 

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そのような場合には、定期的なメンテナンスに加えて、ストレスとなっている原因を見つけて改善したり、リラックスできる環境づくりや適度な運動など、日常生活を見直していくことも必要です。

この記事を書いた人

鍼灸院めぐる(鍼灸師)

めぐるで整動鍼と出会い、鍼には大きな可能性があると感じています。初めての方でも安心して施術を受けられ、来院された方が笑顔になれる院にしていきたいです。

 

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