ページが見つかりませんでした | 愛媛県松山市の鍼灸院|はりきゅう専門-鍼灸院めぐる https://www.meguru71.jp 愛媛県松山市の「はりきゅう専門」の鍼灸院 伊予市・砥部町・松前町からのアクセスも便利 Wed, 15 Dec 2021 00:28:22 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.14 https://www.meguru71.jp/websystem/wp-content/uploads/2017/06/cropped-meguru_logo-32x32.jpg ページが見つかりませんでした | 愛媛県松山市の鍼灸院|はりきゅう専門-鍼灸院めぐる https://www.meguru71.jp 32 32 西村の退職について https://www.meguru71.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/10119/ Wed, 15 Dec 2021 00:28:22 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=10119 続きを読む ]]> 西村の退職について

 

 

2021年11月を以てスタッフの西村(鍼灸師)が当院を卒業し、12月から東温市で自身の鍼灸院を開設しました。

 

これからは彼女の活躍を応援する立場になります。また、同じ鍼灸師の仲間として、良きライバルとして鍼灸の仕事を続けていければ嬉しいです。

 

今後の鍼灸院めぐるは私一人で運営していきます。新たに鍼灸師を迎え入れることは考えておりません。新規の患者さんにはご希望の日時に添えないことも増えるかと思いますが、今後とも当院をよろしくお願いします。

西村担当で通院されていた方へ

これまで西村が担当させていただいた方は、ご希望に沿う形で引き続き施術を行いたいと考えています。

 

①西村の新たな院で引き続き施術(東温市)

②これまで通り西村担当のまま当院で施術(鍼灸院めぐる)

③担当を変更し谷口が施術(鍼灸院めぐる)

 

②について説明します。

 

西村とはこれからも連携を取り、新たな働き方にチャレンジしていきます。

 

立地面で当院のほうが通院しやすい方は、これまで通り当院で施術を受けに来ていただけます。もちろん東温市の「はりきゅうルーム東温」で施術を受けていただいてもかまいません。

営業時間の変更

西村の独立に伴いまして、営業時間(勤務時間)の変更があります。

 

(これまで)

 

谷口:9時~17時

西村:15時~20時

 

(12月以降)

谷口:9時~18時

西村:フリー (応相談、事前予約)

 

鍼灸院めぐるで18時30分以降の通院をご希望される患者様には西村が担当致します。前日までにご予約、ご相談をお願いします。

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移転のご報告 https://www.meguru71.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/10104/ Fri, 02 Oct 2020 01:09:33 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=10104 続きを読む ]]> 古川南へ移転してます!

 

2020年8月末に古川北から古川南へ移転しました。

 

安心してください、もう移転してますよ。(古い)

 

 

今年の4月、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が発令されたときに移転を決めました。当時の状況がいつまで続くのかわからない不安もあり、院の経営を続けるためにも固定費を抑えることにしました。

 

11年間続けた院ですので愛着もあります。院の内装は妻と考えて、鍼灸院ぽくないオシャレな空間を意識しました。患者様にもお褒めいただくこともあり、お気に入りの院でした。

 

でも、しょうがないですね。変化し続けないと生き残れません。

 

運よく、すぐ近くに最高な物件を発見できました。300Mほどの移動で立地としてもわかりやすい場所です。

 

若干狭くなりましたが、この狭さが意外にも落ち着きます。(ものは言いよう)

 

以前と変わらず鍼灸師の西村と谷口で皆様のご来院をお待ちしております。

 

 

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ためしてガッテン!東洋の神秘「はり治療」SPを見ました https://www.meguru71.jp/%e9%8d%bc%e7%81%b8%e3%81%ae%e7%96%91%e5%95%8f/9249/ Wed, 20 Feb 2019 15:08:17 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=9249 続きを読む ]]>

ためしてガッテン!はり治療SPを見た感想

谷口です。

2月20日(水)にNHKの「ためしてガッテン」で鍼治療の特集がありました。

 

45分の番組で鍼治療の特集となれば、鍼灸師はかぶりつきで見てしまいます。番組冒頭の街頭インタビューでは鍼灸のイメージを聞いていました。

 

「効くよ!」「すごくいい」と言ってる人もいれば、「効かない」「うさんくさい」と言ってる人もいます。リアルな声を目の当たりにして興奮してしまいました。

科学的ではないから神秘的?

鍼をツボに刺すと、体内でどのような変化が起きて症状がよくなるのか?

ツボとは何なのか?

 

この点を科学的に説明できれば、はり治療を「東洋の神秘」と表現はされないでしょう。しかし、現時点では鍼の刺激による体の変化やツボの正体を科学的に解明できてはいません。

 

私は医療としての鍼灸が広く普及する未来を願っています。そのためには「科学的根拠」の必要性を強く感じます。

 

番組では「筋膜」の存在が経絡(ツボの流れるルート)やツボの正体に関わっているのではないかと紹介されていましたが、この説もまだ科学的根拠が乏しいのが現状です。

 

私が所属している「一般社団法人 整動協会」では、医師と共同で脳科学から鍼治療の効果を研究しています。MEG(脳磁図記録装置)という最先端の装置を使った研究です。

 

北海道の帯広、埼玉県の熊谷の病院を中心に仲間の鍼灸師たちが研究を行っています。論文化されれば業界にインパクトを与えることが予想され、私も陰ながら応援しています。

 

(谷地先生のブログ:鍼灸師と病院のコラボレーションが生み出すもの①

医療現場における鍼灸

番組では、産科で「逆子」の妊婦さんが鍼治療を受ける様子も紹介されていました。

 

足のツボ(三陰交)に鍼を打ったときに、赤ちゃんが大きく動く様子をとらえたエコーの映像も放送されていました。

 

当院でも逆子の妊婦さんの施術を積極的に行っています。鍼をした直後に大きな胎動を確認できるケースも多く、鍼による母体の変化を胎児が瞬時に察知していることは臨床で経験していました。

 

当院での逆子の施術は27週から35週までの妊婦さんに対応しています。(くわしくは、解説ページ症例ページをご確認ください。)

見終わって

この番組を見て鍼灸に対するイメージが変わったのでしょうか?

 

冒頭の街頭インタビューで男性が発した鍼灸は「うさんくさい」というイメージ。そのイメージが少しでも払拭されるものだったなら鍼灸師として嬉しいです。

 

鍼治療の科学的な解明は今後の研究に期待しつつ、鍼治療の活躍する場が医療機関にも広がっていることは伝わったと思います。

 

私が見終わって感じたのは、こんな感情でした。

(院長:谷口一也)

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ツボって何だろう? https://www.meguru71.jp/%e3%81%af%e3%81%98%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%ae%e6%96%b9%e3%81%b8/9233/ Sat, 08 Dec 2018 05:40:15 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=9233 続きを読む ]]> ツボの役割

こんにちは。西村です。

 

私が仕事で使用する「ツボ」は目で見ることができません。目に見えないものを扱うことを仕事にしているのですから、あやしいと思われているかもしれませんね。

 

ツボは頭や顔、お腹・背中・手足など全身にあります。

 

ツボ自体に病気やけがを治す力(パワー)があるわけではないのです。

 

ツボには身体をいい状態にしようと働きかける役割があります。

 

 

ツボ1つ1つが違う役割を持っており、その人に適したツボを探すのは容易ではありません。それにツボはゴマ粒程度の小さいものも多くあり、ツボが数㎜ズレただけで効果も半減してしまいます。

ツボの効果

ツボにはそれぞれ効果や作用させる場所に違いがあります。

 

・炎症を鎮めるのに良いツボ

・痛みに効果が高いツボ

・神経痛に効果が高いツボ

・吐き気や便秘にいいツボ

・〇〇筋を緩めるツボ

 

など、1つ1つのツボにそれぞれ特徴があります。

 

当院では、“肩こりには〇〇のツボ“とお決まりのツボを使用したり、

 

”痛いところに鍼をする“というツボの取り方はしません。

 

ツボの特徴は大事にしますが、その人の辛い動きや症状のある場所に対応したツボを選んで施術しています。

症状の場所とはなれたツボを使う理由は

離れた場所のツボを使う理由は…?

 

マッサージを受けたことがある方は経験あるかと思いますが、痛みのある場所に刺激を加えただけでは、その場は気持ち良いかもしれませんが、すぐに元に戻ってしまいます。

 

なぜなら、原因がそこにないことが多いからです。

 

原因を探し、その原因を取り除くことで、痛みや不調の出にくい身体へ変えていきます。

 

この動画にあるように、ツボ同士は引っ張り合う関係でもあります。引っ張り合う力を鍼で調整することで身体の動きが回復し、痛みなどの不快な症状をなくすことができるのです。

 

(鍼灸師:西村)

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お腹の調子が良くなったことで肩こりも軽くなった症例 https://www.meguru71.jp/%e9%a6%96%e3%83%bb%e8%82%a9%e3%81%93%e3%82%8a/9173/ Sat, 29 Sep 2018 06:17:09 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=9173 続きを読む ]]>  下痢、軟便と肩こり

こんにちは。西村です。

 

私が担当した40代女性のAさん。お腹の調子を整える大切さを再確認させられた一例となったので紹介します。肩こりで悩んでいる方のヒントになればうれしいです。

来院までのいきさつ

20代よりお腹が緩くなることが多く、吐き気もひどかったようです。

 

当時は病院に通院されていたそうですが、しばらくお薬を飲んでもあまり変化は感じなかったので、次第に行かなくなり我慢して過ごすようになりました。

 

30代以降は軟便ではあるものの、吐き気も治まり、落ち着いていることが多かったそうです。

 

しかし、3ヶ月前より、朝の出勤前と昼食後に下痢や軟便が出るようになり、ひどい日には腹痛と張りも感じるようになっていきました。

 

また、肩こりは慢性的にあり、最近は目の疲れも感じるようになったとのことです。

おしりと足のツボへ鍼施術

下痢や軟便に対しての鍼施術は、お腹を軽く触れて弾力や硬さを確認します。

 

弾力が正常ではない部分を把握し、その部分に変化を及ぼすツボを決めていきます。

 

ツボは毎回同じではなく、その日のお腹の状態に合わせて変えていきます。

 

Aさんには、足とおしりのツボを中心に使いました。

 

すると、2診目、3診目と回を重ねるごとにトイレに行く回数も減少し、足の冷えもなくなりポカポカする感じがずっと続くようになったとのことでした。

 

さらに、首の後ろや肩のこり感も減り、目の疲れも一緒に軽減していきました。

 

全5回の施術で、今まで控えていたパンや麺類などの小麦粉を使った料理やコーヒーを飲んでも、食後に下痢をすることがなくなりました。

 

体のだるさも今までとは明らかに違って楽になっていると喜ばれていました。

 まとめ

Aさんのように、ある原因によって様々な部分に症状がでている場合、1つ1つの症状に必ずしも対処する必要はありません。

 

原因のみに対処することで主訴以外の不調も同時に回復することがあります。

 

 

肩こりの原因は様々です。

お腹の調子、おしりや腰の硬さ、腕や足の疲れなど。

 

当院では一人一人の発症状況や生活習慣から原因を探し、それぞれに適した施術を行っています。

 

Aさんの症例はこちら(症例05「出勤前の下痢」

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【顎関節症】顎の痛みと鍼治療 https://www.meguru71.jp/%e9%a1%8e%e9%96%a2%e7%af%80%e7%97%87/9108/ Thu, 07 Jun 2018 13:20:42 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=9108 続きを読む ]]> こんにちは。西村です。

 

 

当院では、顎が痛い・口が開かない・痛みでご飯が食べられないなど、顎関節症の施術が可能です。

顎関節症の症状

 

 

・顎の痛み

・口が開かない・口を開けると痛みがある

・噛むと顎が痛い

・口を開けるとカクカクと音がする

 

 

また、顎の不調とともに頭痛や肩こりを一緒に感じている方もいます。

顎関節症の原因

一般的には、噛み合わせや歯ぎしりも原因と言われています。しかし夜間のマウスピースを使用しても変化がないという方も多くいます。

 

当院では、肩・首や背中のこりによって、顎周辺の血流が悪くなっていることが原因として多いと考えています。

 

実際に顎周辺の筋肉を緩めるツボを使ったり肩や背中の筋肉の緊張を取り除くと、顎の痛みが軽減し、口が開けられるようになります。

当院での鍼施術

施術の目的は、顎関節周りの血流を良くすることです。その原因点として考えられる場所のこりを確認していきます。

 

まず、顎関節の周りの筋肉の張りや口の開き具合、痛みの強さを確認します。その時、首・肩や背中のこりも一緒に確認します。

 

こりの状況に合わせて、手や足のツボに鍼をしていきます。

 

また、肩や背中のこりも顎関節症にとっては重要なポイントです。

 

特に脊柱(胸椎)のゆがみや肩甲骨の動きの悪さが顎の痛みとして現れることがあります。そのため、背中に鍼をしたり、コリの強い部分に対応した手や足のツボに鍼をしていきます。

 

基本的な顎関節症の施術は以上です。軽度の症状であれば、1~2回程度の施術で痛みや口の開け具合などに変化がみられます。

 

顎の症状だけでなく、身体の様々な不調をお持ちの方は、他の部位(例えば、腰・おしりの緊張、胃腸の調子など)の施術も加えて、その方に合った施術で対応しています。

最後に

鍼灸では、同じ症状ならいつも同じツボに鍼をするわけではありません。

 

その人の身体の状態によってツボを使い分けています。夜間のマウスピースや整体など、試してみたけどあまり効果が分からないという方は、一度ご相談ください。

 

 

≫顎関節症解説ページ

≫顎関節症の症例ページ

≫体験者の声(顎関節症)

 

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痛いところに直接鍼をする ~3つのデメリット~ https://www.meguru71.jp/%e9%8d%bc%e7%81%b8%e3%81%ae%e7%96%91%e5%95%8f/9016/ Thu, 12 Apr 2018 01:28:55 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=9016 続きを読む ]]> 痛いところに鍼をしないんですか?

谷口です。

 

「痛いところに鍼をしないんですか?」

 

患者さんから良く言われます。

 

鍼は痛いところに直接するから効果がある、そう思っている方が多いです。

 

でも実際には、症状のあるところ(痛いところ)から離れたツボに鍼をすることで回復するケースがほとんどです。

 

その理由は、

 

「痛みのあるところには、その原因がない」

 

からです。

 

さらに、痛みのある(症状のある)ところに鍼をすることはリスクを背負うことでもあります。

痛いところに直接鍼をする3つのデメリット

1. 痛みが増悪する

症状のあるところは、その組織が過敏になっています。

 

過敏になったところに最適な刺激を加えることは簡単ではありません。刺激が強すぎて、逆に痛みが増すケースがあります。

2. 効果が限局的

鎮痛だけが目的なら、痛いところに鍼をすることで、その場は落ち着くかもしれません。

 

しかし、その方法ではすぐに同じ症状を繰り返すことが多いです。

3. 原因がとれない

痛みには原因があります。その原因が痛いところにあるとは限りません。

 

むしろ痛みの原因は離れたところにある場合が多いです。

 

そう考えている理由はこちらのページでも解説しています。

参照:当院の鍼灸理論

まとめ

上に解説した3つのデメリットを無視してまで「痛いところに鍼をする」理由はありません。

 

単純に、「痛いところに鍼をしない」ことが正解という話でもありません。症状のある部分と近くのツボを使うこともあります。それは、そこに原因があると判断した場合です。

 

いずれにしても、「症状を引き起こした原因は何か」を考えて鍼をしています。

 

厳しい言い方をすれば、痛いところにそのまま鍼をすることは、考えることを放棄しているとも言えます。

 

 

 

 

 

 

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予約にLINE@を導入して1年、LINEで見てきた文字は。 https://www.meguru71.jp/%e9%8d%bc%e7%81%b8%e9%99%a2%e7%b5%8c%e5%96%b6/8946/ Fri, 30 Mar 2018 23:43:05 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8946 続きを読む ]]>  LINE

谷口です。

 

 

 

当院ではLINEからの予約受付を開始して1年が経ちました。当初の予想を超える多くの方々からLINEを利用した問い合わせやご予約をいただきました。

 

この1年、スマホの文字を見続けてきた感じでもあります(笑)

 

LINEの画面からは、文字だからこそ伝わる感動もあれば、時に胸を突き刺さすような辛辣な文字も目にしてきました。

 

面と向かっては言えないことも、スマホには書けてしまう現実があります。これは私も気をつけたい部分です。思わぬボディーブローを食らうこともまれにありました。

LINEやっててヨカッタところ
 ・予約数が増えた
 ・逆子で通院する妊婦さんとのコミュニケーションツールに最適

だた、私はLINEを予約受付に利用して良かった点のほうが上回りました。

 

単純に、予約数が増えました。これは時間外からの予約希望を容易に受け付けられるようになったからです。夜間や早朝に予約を入れる方が意外にも多いです。

 

予約以外でラインの恩恵を受けているのは「逆子」の施術で来院されている妊婦さんとのコミュニケーションです。逆子で通院される妊婦さんとは検診の結果や予約をほぼLINE上のやりとりで完結させています。

 

検診を受けた日にすぐ結果をラインで教えていただき、通院が必要な場合は次回予約の日程を決められられます。検診の結果、頭位に戻っていた際には喜びの文面を目にすることができます。

 

 

これまでは、逆子のままで戻っていなかった報告も患者様からお電話でお知らせをいただいていました。言いにくいことだろうと思います。これもLINEなら、いくらかストレスを減らすことができます。

 

 

また、無事にご出産された際にはLINEで報告してくださることもあり、鍼灸師として嬉しい瞬間です。

 

LINEやってて、ツライところ
 ・キャンセルが増えた
 ・24時間スマホを気にする生活

反対に、ラインだからこそ起こるストレスにも晒されます。

 

予約をLINEで簡単に行えるハードルの低さは、キャンセルも簡単にできてしまいます。初めての予約をLINEでされた方が、そのままLINEでキャンセルすることもあります。

 

また、当然といえば当然ですが、LINE予約受付に休憩はありません。いかなる場面でも予約を受付けることになります。スマホ無くしたら大変だなーと毎日思っています。

鍼灸師と患者のコミュニケーション

コミュニケーションツールの一つであるLINEは、医療者と患者のあるべき立場を簡単に崩すだけの力も持ちます。こういう面を考慮してLINE予約を利用しない鍼灸師もいると思います。

 

LINEの緑色の画面を見ると、あたかも友達になったかのような錯覚を感じます。

 

私は医療者として患者さんと接していきたいと思っていますので、LINE上であっても言葉づかいや相手との距離は気をつけています。

 

相手との距離感が縮まることが、お互いにとってプラスになるのか、マイナスになるのかは利用者のスタンスによって自由です。私は自分なりの距離感を一定に保つよう決めています。

 

そして、スマホの向こうには人がいることも意識しています。

 

物事には一長一短があります。利便性を追求するのは良いことですが、マイナス面も考慮してチャレンジしたいものです。今後、LINEによる予約受付を検討している鍼灸師にとって参考になればと思い書きました。

 

 

(院長:谷口一也)

 

 

 

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肩こりはなぜ慢性化するのか? https://www.meguru71.jp/%e9%a6%96%e3%83%bb%e8%82%a9%e3%81%93%e3%82%8a/8951/ Thu, 29 Mar 2018 12:40:24 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8951 続きを読む ]]>  肩こりの原因はたくさんある

西村です。

肩が凝っているという方は多いと思います。なかにはひどくなると頭痛やめまいを感じるという方もいるのではないかと思います。

 

なぜ、肩こりはなかなか治らないのでしょうか?

 

それは肩こりの原因が多岐にわたり、複雑だからです。では、肩こりの原因はどこにあるのでしょうか。

ケース1:デスクワーク

パソコンなど、指を使う動作による腕の疲れや、長時間の座り姿勢による臀部や足の圧迫が原因として多いです。施術としては、腕の疲れを取り除き、臀部を緩めます。

ケース2:腕をよく使う

 

美容師さんや学校の先生、調理師さんなど、指先や腕を使う方は腕の疲れが原因となっている場合があります。

 

腕をよく使う方の場合、腕の疲れを取る施術が必要なことも多くあります。

 ケース3:他の部位がずっと痛かったが、最近肩こりもひどくなってきた

身体は全身繋がっているため、どこかの部分に痛みなどの不具合が起こると、他の部位でかばおうとします。そのため、他の部位にも痛みが出てきてしまうのです。

 

このケースでは、もともと痛みがあった場所へのアプローチも欠かせないポイントです。

 ケース4:外傷後の肩こり

交通事故や転倒、どこかをぶつけたりして、肩以外のところを打ったとしても、そこが原因となり肩こりが起こる場合があります。特にそういったことがきっかけで肩こりを感じるようになったりした場合は、外傷の影響があるかもしれません。

 

その場合、当時の様子を思い出せる範囲で教えていただき、外傷部位やその時に痛みが出ていた場所へもアプローチしていきます。

ケース5:胃腸の調子がよくない

胃腸の調子など、内臓の調子は肩と深い関係があります。胃の調子が悪い、便秘や下痢があるなど、不調がある場合はお腹の触診を行います。

 

また、「血液検査や内視鏡検査など病院での検査では特に異常はない」「胃腸の調子も良い」というような方でも、内臓自体の不調ではなく、お腹の表面の硬さを見ていますので、お腹に原因があることもあります。

 

特に、長年肩こりがあるという方はお腹の調子を整える必要があります。

ケース6:月経との関わり

女性の方では、子宮環境も大きく肩こりに影響します。特に、月経周期に関わって肩こりや頭痛がひどくなるという方や月経時に不調がある方は子宮環境を整えることが必須です。

 早めの対処が必要

原因となるものは、これでもほんの一部にすぎません。

 

このように、原因は肩にあるとは限らず、むしろ肩以外にある場合がほとんどです。

 

マッサージに行くとその時は気持ちいいが、すぐに戻ってしまうのはそのためです。また、長年肩こりを感じている方は、いろいろな原因が混ざり合って肩こりが起こっている場合がほとんどです。

 

そのため、施術後、肩の軽さはあっても、元に戻りやすく、根本的な原因となっている場所を探すのも難しくなってしまいます。

 

肩こりは悪化すると、頭痛やめまい、顎関節症、手のしびれ・痛み、耳や目など顔面の症状など、様々な症状の原因となります。

 

ただの肩こりと放っておくのではなく、早めの対処で原因を取り除いておくことで、慢性化を防げる可能性は十分にあると思います。

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ツボと張力の話 https://www.meguru71.jp/%e9%8d%bc%e7%81%b8/8697/ Wed, 07 Feb 2018 23:30:24 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8697 続きを読む ]]> ツボと張力の話

当院で行う鍼灸術「整動鍼®」の特徴である「張力理論」について説明します。

 

整動鍼®では鍼灸の働きを伝達系連動系の2つに大きくに分けて考えています。

伝達系

伝達系は、ツボの刺激を「経絡」などのルートを利用して局所に届けるイメージです。目的の局所に変化が起こるまでに時間がかかります。

連動系

連動系は、整動鍼®独自の概念で、2点間の重さのバランスを取ることで体本来の動きを取り戻します。ここで言う「重さ」とは、「重く感じる」という意味です。伝達系と違い、局所に届く反応はタイムラグのない瞬間的な変化です。

張力理論と経絡

これらの基本的な考えをふまえて、「張力理論」の話に入ります。

 

張力理論は上の解説にある「連動系」にあたります。

 

痛みのある部位(問題のある部位)に対して、原因となる一点を探します。引っぱり合う関係には必ず二つの点があるからです。

 

この二点間の調整を症状に合わせて行います。

 

今回私がお伝えしたいのは、張力理論が生まれた思考です。

 

常識を疑う思考と言ってもいいです。「経絡」の存在が鍼灸治療を二千年以上の長きにわたって継承されてきた所以であることに疑問を持つ鍼灸師はいないでしょう。

 

経絡を前提とした教育を受けている鍼灸師にとって、その前提を柔軟に取り外す思考は簡単ではありません。

 

私は「張力理論」を鍼灸師が使いこなせることに大きな意味があると感じます。

 

それは、経絡を切り離して考える必要があるからです。

 

決して経絡を否定しているわけではありませんが、腰痛や肩こりなどの運動器疾患には、経絡の利用に比べると張力を利用するメリットが勝ります。

張力を利用する2つのメリット
  1. 原因点を絞り込みやすい
  2. 動きの改善

 

二点の張力を調整するとは、問題のある点(発痛点)と引っ張り合う条件を満たしている点(原因点)を探すことになります。

 

大まかなエリアとしてではなく、点としてとらえることで原因を絞り込みやすくなります。

 

また、張力が整うと動きが良くなります。痛みのある部位へ鍼をして鎮痛できたとしても本来の動きが戻るとは限りません。

 

痛みの背後には動きの狂いがあります。張力調整を行うことで本来の動きを戻し、同時に痛みも解消できます。

 

メリットとして原因点が絞り込みやすいことをあげたのは、裏を返せば経絡では絞り込みにくい面があるからです。それは、鍼灸師の「点に対して線で思考するクセ」と言い換えることもできます。

点に対して線で答えるのは鍼灸師のクセ?

点(痛いところ)に対して線(経絡)で答えることは、ある程度の原因は絞れたとしても、原因点までは絞れません。

 

 

点に線(経絡)で答える習慣が身に付いている鍼灸師にとって、線を前提としない思考に切り替えることは簡単ではありません。しかし、点に対しては点で答えるべきです。

 

その背景には「活法」の存在があります。活法に「経絡」はありません。

 

活法は瞬間的に筋肉の張力を調整する方法があります。この張力を利用した調整をツボに当てはめ、線(経絡)を外して、素直に点(ツボ)と体を観察することで確立されたのが整動鍼®の張力理論です。

 

 

 

点に対して、点で答える。

 

こう考えることができれば、これまで行ってきた経絡中心の鍼灸治療に加えて大きな武器となります。

 

鍼灸治療のバックボーンとなる「経絡」に縛られるのではなく、必要な時に使いこなせることが、これからの鍼灸師に望まれる臨床力だと思っています。

 

(院長:谷口)

 

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整動鍼®の研修 in 品川 https://www.meguru71.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/8484/ Thu, 18 Jan 2018 13:20:43 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8484 続きを読む ]]> 整動鍼®の研修へ

こんにちは。谷口です。

 

1月14日(日)の朝、興奮気味の私は品川にいました。

当院で行っている鍼灸術「整動鍼(せいどうしん)」の研修を受けるためです。

 

いつもは受講生として2日間の勉強会を受けているのですが、今回は整動鍼を習いつつ、各地域で「公認勉強会」を主催しているリーダーたちが集まりました。

 

少人数で、講師の栗原先生(養気院)と秋澤先生(カポス院長)から濃い指導が受けられるとあって、私も興奮冷めやらぬ中、研修場所である品川カポスへと向かいました。

カポスの入口にはすでに鍼灸師たちの姿が

教える立場へ

昨年始動した「一般社団法人 整動協会」は、整動鍼®、活法の技術をこれまで以上に多くの鍼灸師、柔道整復師へ伝える環境を作るために設立されました。

 

私も理事の一人として活動をさせてもらっています。今回集まったメンバーは協会の理事と公認勉強会を主催するリーダーです。

 

現在、整動鍼®の勉強会は全国から参加希望者があふれ、常にキャンセル待ちの状態です。いくつかのプロジェクトも始動し、今後は活動の幅がさらに広がります。

 

私も今後は教わるだけでなく、教える立場へと変化していくことになりそうです。

 

そのための第一歩として、リーダーの技術研修が行われたわけです。

整動協会を支える「コミュニティ」

限られた時間でしたが、夕方まで濃い研修を受ける事ができました。

 

今回学んだことは、各々の地域で開催される「公認勉強会」の場で教えていくことになります。各地域ごとにコミュニティを持つことも整動協会の特徴の一つです。

 

地域ごとのコミュニティにも、それぞれの空気感があります。各地域の「公認勉強会」を巡る旅を楽しむ方もいるほどです。こうして、全国各地の仲間が切磋琢磨する姿を見ることも自分を奮い立たせる良い刺激になります。

 

おまけ

しっかり学んだ翌日は、昼過ぎまでフリーです。

 

せっかくの東京。5時間ほどの自由時間をどう過ごすべきか、数日前から考えたものの結局ノープラン・・。

 

副代表の谷地さんが優しく誘ってくれないかなと期待していたところ、期待通り優しく誘ってくれました。(ヤッター)

 

お互いに院を構える鍼灸師。話は尽きません。経営面でのアドバイスもいただいたり、とても有意義な時間でした。

おっさん二人の自撮り

 

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整動鍼セミナー&品川カポス https://www.meguru71.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/8456/ Fri, 05 Jan 2018 03:57:30 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8456 続きを読む ]]> 整動鍼の勉強会に参加

西村です。

 

先月、整動鍼の勉強会に行ってきました。

 

今回は、触診の方法を中心に学びました。患者様との距離感、身体へ触れる時の方法などを教えていただきました。

 

私の一番苦手な分野で、緊張してしまっても忘れてしまいますし、治療に集中するほど頭から抜けてしまいます。

 

これからの施術で1つずつ自分のものにしていきたいと思います。

 

カポスで施術を体験

勉強会の次の日には、品川駅の近くにある「はりきゅうルーム カポス」に行ってきました。

 

この鍼灸院は当院の施術法である整動鍼を教えていただいている講師の先生方の鍼灸院です。

 

憧れの鍼灸院にドキドキ・ワクワクで向かいました。

 

院内は落ち着ける空間で、念願のカポスに来てるんだと興奮してしまいました。

 

治療は慢性的な肩こりを見てもらい、1手1手終わるごとに、肩や首の動き・軽さなどに変化があり、自分の首がスムーズに動くことに感動しました。

 

施術していただいて2週間たった今でも、首・肩の動きは良い状態です。

 

また、前日の勉強会で教えていただいた、安心できる手の触れ方や重心を動かさないことが大事だということを実際にカポスで施術を受け、「あぁ、これなんだ」と感じました。

 

うまく言葉にはできませんが、少し強く押されても不快に感じず、優しく、包み込まれているような感覚が印象に残っています。

 

自分の施術を見直すきっかけにもなり、心から「またここに来たい!」と、思える鍼灸院でした。

今年は…

今回カポスで施術を受け、自分が「またここに来たい」と思えたように、自分も患者様に施術してそう思っていただけるようになりたいと思います。

 

技術のレベルアップはもちろん、人としても信頼してもらえるような1年になればと思っています。

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【活動報告】鍼の復習会(12/17) https://www.meguru71.jp/%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a/8406/ Fri, 22 Dec 2017 05:45:20 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8406 続きを読む ]]> 整動鍼 第2回 公認勉強会 in 松山

谷口です。

 

昼寝をしているわけではありません。

 

 

 

12/17(日)、当院で行っている鍼の治療「整動鍼」を共に学んでいる鍼灸師と復習会を行いました。今回も岡山県、香川県と遠方からの参加と気合い十分の鍼灸師たちに囲まれて白熱した復習会となりました。

鍼灸師が磨き続ける3つのスキル

  1. 相手の訴えを聞き、確認する(情報)
  2. 鍼をするツボを選ぶ(思考)
  3. ツボを触って決める(触覚)

 

鍼灸師に必要なスキルを3つに絞ってみました。

 

1.患者様は何に困っていて、どうしたいのか。相手をみて、訴えを聞いて鍼灸師にできることを判断します。必要な情報を得ることは鍼灸師の大切なスキルです。

 

2.次に、どのツボに鍼をするのか決める判断力が必要となります。整動鍼は「連動」する体のつながりを重視します。筋肉、関節、内臓と連なりをさかのぼって、原因を見つけ出します。単に痛いところ、コリのあるところに鍼をするのでは原因を解決していないケースがほとんどだからです。原因にたどりつく思考力とそのスピードが臨床では試されます。

 

3.最後はツボを正確にとらえるスキルです。ツボは、大きさ、硬さ、熱、形状を指先で感知して決定します。1、2まで完璧でもツボの位置が数mmずれただけで、それまでの準備が水の泡です。このスキルを上げるには練習量が必要となります。

それぞれ違うツボを選んだら・・

今回集まったメンバーはほどんど同じ内容を履修している鍼灸師です。それでも一つのツボをそれぞれ4名が触って印を付けてみると、4人とも少しずつ違う点に印がつくことがあります。

 

そんな時は、実際に鍼を打ってみて、4つの中から一番体の変化を確認できるものを正解としています。ミリ単位の違いを確認し合える仲間がいることがスキルアップに繋がっていると感じます。

来年も続けます

この復習会、もちろん来年も続きます。参加しているのは通院されている患者様に還元できる技術を身につけたい鍼灸師ばかりです。

 

来年からはもっと多くの鍼灸師をまき込んで、四国に新しい鍼灸の風をブワーッと吹いてやろうと企んでいます!

 

 

(院長:谷口一也)

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ツボの数は少ないほうがいい? https://www.meguru71.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/8247/ Fri, 02 Feb 2018 07:25:32 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8247 続きを読む ]]> ツボの数、ツボの正確性

院長の谷口です。

 

 

 

鍼灸師の谷地先生の書かれたブログ記事を読みました。

 

この記事を読みながら改めて、鍼をするツボを正確にとらえることが大切だとしみじみと確認したわけです。

 

記事では整動鍼の創始者である栗原先生と、札幌で鍼灸院を構える谷地先生のはり治療対決の様子がユーモアあふれる文章で書かれています。

 

さらに鍼灸師にとって重要な2つのポイントが記されています。それは、

 

1. 鍼の本数(ツボの数)

2. ツボ選びの正確性

 

整動鍼では鍼の本数が少ないほど効果が出やすく、効果の持続時間が長いとされています。

 

今回は鍼の本数(ツボの数)について当院の方針と共に書きます!

鍼の本数、ツボの数は多いほど効果あり?

1回の施術で行う鍼の本数(ツボの数)は鍼灸院によって様々です。30本以上使用する鍼灸院もあれば、5本以下の鍼灸院もあります。

 

 

それぞれの鍼灸院で行う鍼灸の理論によって使用する本数も違います。

 

当院では一回の施術で1~6本ほど使用します。

 

はり治療を受けたことのない人にとっては、その数字が多いのか、少ないのかもわからないですよね。

 

全国にある鍼灸院の平均よりも少ないと思われます。(正確な数字は計測できませんが)

 

「はり治療」をイメージするとき、症状のある部分に鍼をするのかな、離れたツボにするのかなと、どこに鍼を刺すのか気になると思います。

 

さらに、どのくらいの本数の鍼をするのか、その点も気になると思います。

 

「どこに」鍼をするのか、ツボってなんだろう、鍼灸にとって大切とされるツボに注目が集まりがちです。

 

しかし、「どこに」(部位)と同じくらい重要なことは「どのくらい」(刺激量)鍼の刺激を与えるべきか、です。

はり治療は足し算ではない

単純に、たくさん鍼をしてもらう方が効果がありそうと思われている方も多いのではないでしょうか?

 

マッサージやリラクゼーション系の施術と混同されやすい業種ということもあるかもしれません。

 

リラクゼーションであれば、「時間」に価値がありますので、長い時間=価値がある、となるわけです。

 

しかし、はり治療は「鍼の本数」や「時間」に価値があるわけではありません。さらに、鍼の本数が多いことと効果の高さが比例しているわけでもありません。

 

むしろ鍼の本数は少ないほうが身体の中で起こる変化はダイナミックになります。体の中に伝わる刺激はシンプルであればあるほど、その答えもシンプルにでます。

 

 

刺激が複雑(鍼の本数が多い)になると、答えも複雑になってしまいます。

 

良かれと思って、鍼を本数を増やすと、かえって体調を崩したり悪化することも考えられます。

 

複雑な症状や原因をできるだけシンプルにまとめて、シンプル(少ないツボで)に鍼をすることが症状解決の糸口になると考えています。

 

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鍼灸師が集まって復習会を行いました! https://www.meguru71.jp/%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a/8177/ Wed, 18 Oct 2017 02:15:30 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=8177 続きを読む ]]> 整動協会 公認勉強会 in まつやま

なぜかこのポーズ。

 

10/15(日)に整動協会公認勉強会を当院で行いました。同じ「整動鍼」を学ぶ鍼灸師が京都、岡山、香川からも集結し、7名の鍼灸師で熱い復習会となりました。

整動鍼とは?

整動鍼(せいどうしん)」とは、群馬県の鍼灸院「養気院」の栗原誠先生が考案した鍼灸術で、「活法」という古武術整体にインスパイアされて導き出された新しい方法です。

 

従来の「経絡」ありきの鍼灸理論をいったん置いて、身体の動きとツボの働きに注目した結果、これまで提示されてこなかった新しいツボの役割を発見されました。

 

従来から伝わるツボの働きとしては「流れ」(循環)を良くすること。それに加えて整動鍼では「動き」とツボの関係を明らかにしました。

 

動きに対するツボの役割は、実はこれまではっきりとした理論が見当たらなかったのです。それだけに、動きとツボの関係を論理的にまとめられた整動鍼に魅力を感じている鍼灸師が全国で急増しています。

公認勉強会

今年立ち上がった「一般社団法人 整動協会」では、全国各地で整動鍼を行っている鍼灸師の復習の場として協会公認の勉強会を各地で開催しています。

 

勉強中の受講者同士でツボの確認や臨床での悩みを共有する場となります。中国・四国地方では今回が初めての開催となりました。講師のいない受講者同士の復習会にも遠方から熱い鍼灸師が集結しました!

 

 

 

今後も定期的に当院で「公認勉強会」を開催し、熱いディスカッションを繰り広げていく予定です。

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私の体、ゆがんでませんか? https://www.meguru71.jp/%e5%bd%93%e9%99%a2%e3%81%ae%e7%89%b9%e5%be%b4/7952/ Tue, 19 Sep 2017 11:55:59 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=7952 続きを読む ]]> 体の「ゆがみ」ってなに?

 

「私の体って歪んでますか?」

 

多くの方からこのような質問を受けます。他の整体院などでは『止まっている(静止)状態』の体を見てゆがみを判断することが多いようです。

 

しかし、当院でゆがみを判断する場合、ゆがんでいるかどうかは動いてみないとわからないと考えています。

 

患者さんが直立した姿、もしくはベッドに寝ている姿でゆがみを判断するのは、《見た目》における体の中心をみています。一方で、動いている姿でゆがみを判断するのは、《動き》の中心を探すことです。当院では動きの中心がズレていることをゆがみととらえます。

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A:見た目の状態が良い(ゆがみがない)からといって必ずしも動きやすいとは限らい。
B:動きやすい体であれば、結果的に見た目もきれいな場合が多い。

 

私たち人間は常に動く生き物です。

 

寝ているときですら、止まってはいません。ですから、動きを見てゆがみを判断することはとても自然なことです。

 

立ったままの姿勢でゆがみを見て施術を行っても肩こりや腰痛が改善しない理由はここにあります。肩こりや腰痛は止まっている体が起こした症状ではなく、動きの中で偏った負担が加わり引き起こされたものだからです。

 

当院では、動きの中心を整え、肩こりや腰痛のように一部分へ偏ってしまったコリや負担を解消させる施術を行っています。

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私と過敏性腸症候群(IBS) https://www.meguru71.jp/%e9%81%8e%e6%95%8f%e6%80%a7%e8%85%b8%e7%97%87%e5%80%99%e7%be%a4/7260/ Thu, 03 Aug 2017 03:08:52 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=7260 続きを読む ]]> 過敏性腸症候群(下痢型)

西村です。

私は高校生の時に過敏性腸症候群(下痢型)とアトピー性皮膚炎を発症しました。

 

高校・大学時代は何の治療もせず、ほったらかし状態だったので、だんだんとひどくなっているのに気づいてはいましたが、我慢していました。

 

社会人になり、さらにひどくなっていることから、病院に行くようになりました。

私の症状

・朝食後・食べ放題やお鍋などでお腹いっぱい食べた後

・脂っこい食べ物

・環境の変化

 

このような時にお腹が痛くなって下痢していました。

 

特に朝はほぼ毎日、お腹の痛みでトイレに駆け込み、時間の経過とトイレに行くことでだんだんと落ち着いてくるという日々を送っていました。

 

また何か大事な仕事やテストなどの大きなストレス時にもひどくなっていました。

 

これは、私がずっと悩んでいた過敏性腸症候群(下痢型)の症状です。

私が受けた治療

私の経験では、治療には薬と鍼の併用が有効でした。

 

 

当院に来院された過敏性腸症候群の方から、病院のお薬は効かないという話をよく耳にします。

 

私も初めて受診した病院では、その時の症状を伝えても、初診で処方された薬を「またお薬を出しておきますね」と言われることが多く、薬の変更もありませんでした。聞き流される感じです。

 

引っ越しをしたことで病院も変えました。そこでは、お薬を1~2週間ごとにいろいろと試し、自分に合ったお薬を見つけることでだんだんとよくなっていくのがわかりました。

 

それに加えて、鍼の治療は、私が鍼灸の学生時代~資格取得後の数年は自分に効果的な治療法も見つけれず、薬に頼る生活をしていました。

 

一般的に胃腸に良いと言われているツボに鍼をしても、効果をあまり感じることができず、自分で治療することも辞めてしまいました。

 

その日の調子で量や種類を調整できるようになって、落ち着いていました。

 

鍼灸院めぐるで働き始め整動鍼と出会いました。症状が落ち着いていたといっても、毎日薬は2種類手放せないような状態です。

 

 

私が「整動鍼」の勉強会に初めて参加したのも、ちょうど私にぴったりの内臓を調整する鍼の治療法でした。さっそく自分に試しました。すると、薬を飲み忘れる程、調子がよくなっていくことを実感しました。

 

現在では薬はお守りとして持ってはいますが、ほとんど飲んでいません。飲んだとしても月に1回程度です。

今では

私の過敏性腸症候群は、食べ過ぎてしまったとき(年数回)で、ほとんど食事で下痢になることはなくなりました。

 

現在はアレルギー(アトピー・花粉症)の悪化時と大きな環境の変化で、下痢症状が出ることはありますが、基本的にはお腹の痛みも張りもほとんどありません。

まとめ

自分の原因に適した方法でないと一時的な効果しかなく、長期間作用が持続しないことが多いです。

 

私はお薬も鍼も良い方法に出会え、現在ではお薬に頼らずに生活できています。

 

慢性的な下痢や便秘で悩まれている方は、内蔵疾患は鍼灸の得意分野です。病院でのお薬との併用も可能ですので、鍼治療も受けてみてもらえればうれしいです。

 

当院では、過敏性腸症候群の治療を得意としていますので、お気軽にご連絡下さい。

 

 

≫過敏性腸症候群の解説ページ

 

 

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(7/6)お灸教室を開催しました! https://www.meguru71.jp/%e3%81%8a%e7%81%b8%e6%95%99%e5%ae%a4/7169/ Thu, 06 Jul 2017 23:54:31 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=7169 続きを読む ]]> お灸教室(胃腸編)

谷口です。

 

7/6(木)お灸教室の胃腸編を開催しました。ご参加いただいたのは数年前に来院されたことのあるAさんと、現在通院中のBさん。

 

当院のお灸教室で一貫してお伝えしている「自分でやってはいけないお灸の話」を中心に、鍼灸の施術が内臓に及ぼす影響などをお話させていただきました。

 

実際に私がお二人のお腹を触って手足のツボを選び、お灸の練習を行いました。鍼刺激ほどのシャープな反応はありませんが、的確にツボを選ぶことができれば「台座灸」でも身体に変化が見られます。

 

お二人にも、その変化を実感していただけました!

 

 

 

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整動鍼の勉強会 in SAPPORO https://www.meguru71.jp/%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a/7164/ Sun, 09 Jul 2017 03:52:32 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=7164 続きを読む ]]> 初めての北海道

西村です。

7月2日・3日に札幌で開催された整動鍼の勉強会に参加してきました。

 整動鍼とは・・古武術整体(活法)の理論と実践から導かれた鍼法で、従来の経絡に基づく鍼灸理論とは一線を画するもの。

 

松山から北海道の直行便が今はないため、成田経由で新千歳空港に。

 

ビックリしたのが、成田でも札幌でも外国人が多いということ。松山ではそんなに外国語を聞くことがありませんが、日本語以外の言葉がずっと飛び交っていて、ちょっと怖いなとビクビクしました。

 

初めての北海道。ホテルに着くと、移動の疲れでどこにも行く気にならず、コンビニのお弁当に…。コンビニには松山にはないおにぎりや揚げ物があり、おいしくいただきそのままベッドへ。

 

次の日、ホテルから会場まで歩いている途中に、みんなが写真を撮っているなと思ったら、時計台が!

 

そこに、白馬の馬車?も止まっていました。

整動鍼(四肢編)に参加

今回の勉強会は、手や足の疾患(五十肩や腱鞘炎・ばね指、膝痛や座骨神経痛など)に対応できるツボやその作用の仕方についての理論などについて教えて頂きました。

 

この整動鍼では、ツボの位置が細かく決まっています。数mm場所が違うと効果がでないこともあります。そのため、実際に自分で参加して教えて頂くことが重要だなと改めて感じました。

左が私。真ん中は整動鍼創始者の栗原先生。右は共に学んだ大野先生。

 

1日目終了後は懇親会で、会場近くの居酒屋に行きました。さすがは北海道!海鮮が美味しい!!ジンギスカンも初めて食べましたが、臭みもなく、あっさりとした味付けで美味しかったです。

 

また、整動鍼の勉強会では全国から鍼灸師の先生たちが集まります。全国各地の先生との出会いや情報交換も楽しみの1つです。

 

眼科が専門で鍼をしている先生や、北海道の鍼灸事情なども聞くことができました。

さようなら、北海道

毎回、2日間の勉強会もすぐに過ぎ去ってしまいます。勉強会終了後、新千歳空港へ。愛知や大阪、鹿児島から来ていた先生方と一緒に向かいました。

 

お土産を買い、夕食に海鮮丼を。美味しかった~!!

 

その日は成田で1泊し、松山へ帰ってきました。成田から松山へ帰る日は、台風3号が…!飛行機は揺れましたが、無事に松山に帰って来れました。

 

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(6/13)整体教室を開催しました! https://www.meguru71.jp/%e6%95%b4%e4%bd%93%e6%95%99%e5%ae%a4/6985/ Fri, 16 Jun 2017 07:20:16 +0000 https://www.meguru71.jp/?p=6985 続きを読む ]]> ペアで簡単にできる整体教室(6/13)を行いました!

谷口です。

 

先日の6/13(火)当院で整体教室を開催しました。

 

2名の方にご参加いただき、肩こりや腰痛の予防、骨盤の調整など操作の簡単なものを練習していただきました。

 

 

短時間ですので、すべてを覚えていただくのは難しいのですが、当院の施術でも使っている「活法」に触れていただく良い機会でした。

 

多少痛い技もあって、「ワー!」「ギャー!」と声を出しながら、良い雰囲気であっという間の1時間30分でした。(注:その時は少し痛いけど、後で楽になるんですよ)

ご感想

嬉しいご感想もいただきました。

 

 

次回の教室は「お灸教室(胃腸編)」

来月は、7月6日(木)に「お灸教室(胃腸編)」を開催します!

 

 

冷たいものを食べたり、飲んだりする機会も増えますので、胃腸を整えたい方はぜひご参加ください。

 

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日時:7月6日(木)10時30分~12時

場所:鍼灸院めぐる

定員:8名

参加費:1000円(テキスト付)

駐車場:あり

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参加ご希望の方はお電話でご予約をお願いします。

TEL:0120-696-630

 

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