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月経前症候群(PMS)

 ※解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は患者着を着用します。
症例1 のぼせ、イライラ、倦怠感
来院者

35歳 女性 伊予市在住

来院

2017年7月

症状

半年前から生理前のイライラ、のぼせ、倦怠感がひどくなってきた。また、出産後(4年前)から腰~骨盤にかけての痛み、右の鼠経部の痛みがあり、子どもを長時間だっこできない。鼠径部は立っていられないくらい痛い時もある。そのほか肩こり、頭痛なども生理前に増悪する。

 

生理の周期は28日で安定している。生理の2週間前からイライラやのぼせがひどくなり、生理3日前に楽になる。その後生理中も症状はない。

 
施術内容と経過

生理前にイライラ、のぼせ、倦怠感が増悪することから月経前症候群が疑われた。腹部を触診すると、おへそから下のエリアに硬さと圧痛が確認できた。特に硬さの強い右側のエリアに絞って、正常な硬さに戻るよう足のツボに鍼を行った。また、腰の痛みには整体(活法)を行い動きやすさを感じたところで終了した。

 

3日後(2診目)、前回の後、肩こりと腰痛は改善し歩きやすくなった(足が前にでるようになった)とのこと。腹部を確認し、初回と同様に足のツボを用いて骨盤内臓器の循環を促すよう施術した。

 

10日後(3診目)
本来ならのぼせ、イライラ、倦怠感が出始めている時期だが、のぼせが1日あっただけで、その他の症状も出ていないとのこと。同様の鍼施術を行った。来院は少し間隔をあけて定期的にチェックすることにし、一旦終了とした。

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

使用したツボ

三陰交R 太衝R 後谿R 志室R

まとめ

訴える症状と腹部所見に関連が認められ、腹部の弾力性を正常に戻すことを施術の軸とした。初回後の症状軽減で方針が間違っていないと確信し同様の施術を3回行った。施術を重ねるごとに腹部の硬さがやわらいでいくことが確認できた。

 

肩こり、腰痛、のぼせ、イライラ・・と個々の症状にそれぞれ対応していれば、おそらく今回のように早期に回復することはなかったと思われる。症状を総合的に判断できる広い視野が重要だと再確認できる一例だった。

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

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