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痛いところに直接鍼をする ~3つのデメリット~

" 鍼灸の疑問 "

2018年4月12日

痛いところに鍼をしないんですか?

谷口です。

 

「痛いところに鍼をしないんですか?」

 

患者さんから良く言われます。

 

鍼は痛いところに直接するから効果がある、そう思っている方が多いです。

 

でも実際には、症状のあるところ(痛いところ)から離れたツボに鍼をすることで回復するケースがほとんどです。

 

その理由は、

 

「痛みのあるところには、その原因がない」

 

からです。

 

さらに、痛みのある(症状のある)ところに鍼をすることはリスクを背負うことでもあります。

痛いところに直接鍼をする3つのデメリット

1. 痛みが増悪する

症状のあるところは、その組織が過敏になっています。

 

過敏になったところに最適な刺激を加えることは簡単ではありません。刺激が強すぎて、逆に痛みが増すケースがあります。

2. 効果が限局的

鎮痛だけが目的なら、痛いところに鍼をすることで、その場は落ち着くかもしれません。

 

しかし、その方法ではすぐに同じ症状を繰り返すことが多いです。

3. 原因がとれない

痛みには原因があります。その原因が痛いところにあるとは限りません。

 

むしろ痛みの原因は離れたところにある場合が多いです。

 

そう考えている理由はこちらのページでも解説しています。

参照:当院の鍼灸理論

まとめ

上に解説した3つのデメリットを無視してまで「痛いところに鍼をする」理由はありません。

 

単純に、「痛いところに鍼をしない」ことが正解という話でもありません。症状のある部分と近くのツボを使うこともあります。それは、そこに原因があると判断した場合です。

 

いずれにしても、「症状を引き起こした原因は何か」を考えて鍼をしています。

 

厳しい言い方をすれば、痛いところにそのまま鍼をすることは、考えることを放棄しているとも言えます。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

鍼灸院めぐる 院長

2010年「鍼灸整骨院めぐる」を開業。同年、活法に出会い衝撃を受ける。2016年に根本的な施術を目指し保険での柔道整復施術を停止する。「鍼灸院めぐる」に改名。スタッフと2名で鍼灸専門として日々奮闘中。2017年より「一般社団法人 整動協会」映像教育部部長に就任。気ままなブログ「はりパパ日記」もたまに更新中。

 

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