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お父さんと育児(1) ~男性の育児休暇とパタハラ~

" 育児 "

2015年11月29日

イクメン。それは、子育てする男性(メンズ)のことです。

 

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2010年、当時の厚生労働大臣が「イクメンという言葉を流行らせたい」と言ったことから始まったようです。男性の育児参加、育児休業取得促進のためにイクメンプロジェクトは始動しました。ただ、育児休暇を取得する男性が増加しているとは言えない現状があります。

 

 

男性の育児休業取得率がガクンと低下した。2012年度の男性の育児休業取得率はわずか1.89%で、前年度の2.63%から0.74ポイント減少

(中略)

たとえ育休を取ったとしても、期間は短い。「1~5日」が4割、「5日~2週間」が2割と2週間未満が6割を占める。育休取得者の割合はここ10年微増しているものの、その大半が1カ月未満という短期の取得者だ。

 

(東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長の渥美由喜氏の記事)

 

 

 

組織で働いた経験の少ない私は、育児休暇をどのくらいの期間取得するのが”普通”なのか想像できません。しかし、育児休暇が「1日から5日」(全体の4割)という期間はあまりにも短い印象です。

 

 

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(表 男性の育休取得期間は1カ月未満と、3カ月以上が増加傾向と二極化している(出元:平成17 年度厚生労働省「女性雇用管理基本調査」、平成20・24年度「雇用均等基本調査」に基づき渥美氏が作成)

 

上の表にもあるように、1ヶ月未満の育児休暇取得率は2005年の31.7%が2012年には81.3%と増えています。ただ、「1~2週間の育児休暇でイクメンなんて言わないでよ!」というお母さんの声も聞こえてきそうです。つまり、数日から数週間の育児休暇を取得する男性が大半を占めていることになります。

 

パタニティ・ハラスメント

なぜ、男性の育児休暇期間がこれほどまでに短いのでしょうか?日本にはまだ、〈育児は女性の仕事〉という意識が根底に残っていると私は感じています。

 

実際には、3割を超える男性が「育休を取りたい」「育児のための短時間勤務制度を利用したい」と考えています。(厚生労働省「今後の仕事と家庭の両立支援に関する調査」2008年)。にも関わらず、実際には取得率が1.89%にとどまっています。その背景には、男性社員の育児支援に対する根強い抵抗感があるのではないでしょうか。

 

また、同調査では育児休業の取りやすさについて、女性社員で「取得しやすい」と答えた人は73.5%、一方共働きの男性社員の場合は、「取得しにくい」86.3%です

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男性(社員)とはこうあるべきだという先入観によって、上司が部下の育児休暇取得を妨げる「パタニティ・ハラスメント」も進んでいると言われています。

 

妊娠した女性(社員)への退職を促す嫌がらせなどを「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)」という言葉は広く知られていますが、男性社員が育休を取得する行為を妨げる「パタハラ」も実際に起こっているようです。

育児休暇を取得しなかった理由

厚生労働省の調査では、男性が育休を取得しない理由を調べています。

 

第1位:「職場の雰囲気」(30.3%)

第2位:「業務が繁忙であった」(29.7%)

第3位:「自分以外(配偶者)に育児をする人がいた」(29.4%)

第4位:「職場や同僚に迷惑をかけると思った」(25.1%)

第5位:「収入が減るから」(22.0%)

 

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1位と4位はいずれも、周囲への気兼ねや遠慮が男性の育休取得をためらわせている理由となっていることが分かります。一方で経済的な理由は5位となっています。育児休業の給付率も年々上がっていますが、それだけでは育休取得率が上がるとは考えられません。

 

やはり、男性も育休を取りやすい雰囲気に変えていくことを国の政策と同様に企業でも努める必要があるでしょう。

 

(院長:谷口一也)

この記事を書いた人

鍼灸院めぐる 院長

2010年「鍼灸整骨院めぐる」を開業。活法研究会で活法に出会い衝撃を受ける。それを機に保険での施術を停止する。2016年より「鍼灸院めぐる」と改名。スタッフと2名体制の鍼灸院で日々技術に磨きをかけている。気ままなブログ「はりパパ日記」も元気に更新中。

 

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