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西村のお灸日記(2) ~台座灸における三陰交・太衝の検証~

" 鍼灸の疑問, 首・肩のこり "

2016年5月17日

台座灸で生理痛・肩こりの改善ができるのか検証のつづき

こんにちは。西村です。

 

セルフの台座灸(せんねん灸)で生理痛、肩こりの改善ができるか検証してみた(1)のつづきです。

 

それでは、

 

【9日目】
検証8日目に肩甲骨の上あたりに筋肉痛みたいな痛みがでていたのですが、自分で肩に効果のある手足のツボに鍼を行い、いつもの左足の三陰交のツボにお灸をしてしばらくすると、肩の痛みがだんだんと治まってきています。

 

また、この日より足の甲にある“太衝”というツボも追加でお灸することにしました。追加した理由は、首のこりが強く、月経前ということでこのツボを選びました。三陰交と同じくお腹の反応から左の足に2壮ずつすえていきます。

 

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【10~14日目】
お灸後はだいぶ肩や首の軽さも出るのですが次の日になるともとに戻っている感じがします。お腹の押さえた時の痛みや張り具合は三陰交と関係のある場所は、お灸する前は押さえると痛みがあったのが、今では軽減しており、奥の方に重さがある程度となっています。

 

【15~18日目】
左の肩・首の軽さ・動きやすさはよい状態が少しずつ継続してきており、逆に右の首・肩のしんどさが強く感じるようになってきています。また、足のむくみも少し落ち着いてきていて、夜の靴下の痕が薄くなっています。

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【19~24日目】
朝の身体の重だるさは昨日ほどではないが少しありました。お腹の違和感はなくなっていました。首・肩は軽く、調子の良い日が続いています。

 

 

【26日目】
月経が始まりました。月経前はだるさはあったのですが、お腹の痛み・違和感はありませんでした。月経中はお灸の効果が少しあったのかお腹の痛みは少しましだったのかもしれません。

 

しかし、片頭痛が強く、初日は動けない位のガンガンとした痛みがあり片頭痛薬を服用しました。次の日からは動きたくない程度でしたが3日程 片頭痛が続き、いつもの片頭痛薬も普段なら2日程効果があるのが、12時間くらいしか効かなく、頭痛に対する対処も必要だなと感じました。今回は自分で肩 や首に効果のあるツボに鍼をしました。

 

今回は月経が遅れて前回から50日程でやっときました。私の周期は33~50日位と不定期です。血液検査で貯蔵鉄の値が低めなので、貧血の関係もあるのかもしれませんが、だんだんと周期が長く、経血量が減ってきているのがちょっと気になるところです。

 

 

【27日目以降】
月経後も三陰交と太衝のお灸は続けています。肩こりは感じますが、以前よりは楽になっている気がします。
しかし、特に身体の不調の多い方はセルフのお灸だけでは難しいかもしれません。私も何度か鍼も取り入れました。そのような方は、鍼灸院にメンテナンスに通い、その時の状態に最適なツボを教えてもらって自宅でセルフのお灸をするのがおススメです。

 

これからも身体の状態をみながら、セルフのお灸も続けていきたいと思っています。

 

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以上、西村でした!

この記事を書いた人

鍼灸院めぐる(鍼灸師)

めぐるで整動鍼と出会い、鍼には大きな可能性があると感じています。初めての方でも安心して施術を受けられ、来院された方が笑顔になれる院にしていきたいです。

 

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